• ABBIT排水処理システムの特徴

    Aqua Bubble Bio Ion Technology

    No 薬品

    薬品を使用せず排水を浄化します

    コスト削減

    50パーセント以上の汚泥を削減できる可能性があります

    臭気対策

    オゾンの強力な酸化力が、

    排水特有の臭気を撃退します

  • ABBITが目指したのは持続可能な排水処理方法

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    従来型の活性汚泥法の問題点

    活性汚泥法は、微生物をエアレーションによって混合し、その後、最終沈殿槽で活性汚泥を沈殿させて、上澄みの水を処理水として流出させる方法です。しかし、汚泥を凝集沈殿させるための薬剤や余剰汚泥の処分など、施設の運営には多くの費用が掛かります。

     

    ①油分やSSに弱いため、凝集剤など多量の薬剤の使用によるランニングコストの増大  

    ②薬剤の補充や添加量の調整  

    ③機械のメンテナンスなどの煩雑な運転管理  

    ④大量の余剰汚泥の発生、脱水機の薬剤や電力コストの増大  

    ⑤硫化水素等の臭気の発生  

    ⑥微生物の不活性化によるバルキング現象

    結果的に、すべてランニングコストの増加につながります。

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    当社が提唱するマイクロ・ナノバブル を用いた処理方法(ABBIT)

    活性汚泥法の問題点を克服

    調整槽に設置されたマイクロ・ナノバブル発生装置から、オゾン+マイクロ・ナノバブルを放出させ、最も強力な酸化力を有するオゾンによる大量のOHラジカルの発生により、バブルの圧壊作用とあいまって有機物を物理的に分解します。

     

    オゾン+マイクロ・ナノバブルにより分解が促進された排水が、活性炭含有特殊担体が敷設された曝気槽へ移行。担体に含有される活性炭の作用によりオゾンが酸素に変化し、高濃度純酸素供給が担体のマイクロポーラス内で行われるため、通常の曝気以上に微生物が活性化し分解性を高めます。流路内の激しい乱流と、マイクロバブルの圧壊作用によりSSや浮遊性の微生物が分解するため、余剰汚泥は殆ど発生せず、そのまま河川、水路、海域、下水放流が可能となります。

  • ABBIT方式のメリット

    曝気槽で浮遊する活性炭含有担体

    メリット① 汚泥排出量の減少

    調整槽における前処理で、マイクロバブルの圧壊とオゾンの相互作用によるOHラジカル反応によって、排水中の有機物を直接物理的に分解することで、微生物の介在なく有機物(BODやCOD)を大幅に低減します。

    さらに活性炭含有特殊担体の入る生物処理槽(曝気槽)へ移行することで、活性炭作用によりオゾンを酸素に変化させます。高濃度の酸素供給が活性炭含有担体のマイクロポーラス内へ行われるため、微生物を通常の曝気以上に活性化させ分解性を高めます。また、マイクロバブル水は浸透性が高まるという特徴を有します。この特徴を利用し、活性炭含有担体への処理水の侵入が従来の曝気法に対し増加し、深部の通性嫌気性菌の活性化をも可能にします。

    この結果、担体表層の好気性微生物と担体内部の通性嫌気性微生物の両方が活性化し、有機物分解が促進され、更には両者が食物連鎖を起こす事でSSや汚泥の発生がさらに抑えられます。流路内の激しい乱流と、その一方、オゾン+マイクロバブルの圧壊作用によりSSや浮遊性の微生物が分解してしまうために汚泥は殆ど発生せず、沈殿槽を利用することなく、そのまま河川、水路、海域、下水放流が可能となります。

    調整槽に設置の様子(後付け)

    メリット② 既設の処理施設に設置可能

    既存の排水処理設備に投げ込みでの追加設置が可能であり、新設の場合でも今までの排水処理設備と比較し、小規模な設備面積での対応が可能です。

    前処理においてはオゾンとマイクロ・ナノバブルによる強力な酸化反応処理により、有機物を物理的に分解するため、圧倒的な省スペースを実現します。

    活性炭含有担体を投入した曝気槽は活性汚泥に比べ、2~5倍程度の容積負荷が可能になるので、曝気槽容積も小さくすることが可能です。

    逆に言えば、既設の調整槽や曝気槽に対し、マイクロ・ナノバブル発生装置と活性炭含有担体を投入にするだけで2~5倍の能力アップを可能にします。

    またマイクロバブル発生装置は最大で10mの水深でも気体の自吸が可能ですので、従来のブロワによる水深5m程度の曝気以上に効率の良い深層曝気も可能となります。必要な空気量を効率的に供給出来るため、曝気槽のブロワを減らして同様な効果が発揮でき、省エネにも寄与します。

    ブロイラー工場(原水→1.5h→3h)

    メリット③ 脱臭・脱色が可能​

    オゾン+マイクロ・ナノバブルにより、排水中の有機物を物理的に分解するとともに腐敗臭や色も同時に分解されます。

     

    排水処理設備からの臭気や排水の着色で、近隣の住民からのクレーム対策に頭を悩めている企業にとっては、既存の設備に投げ込みで簡単に稼働できる装置は朗報となるでしょう。

    従来の設備で脱臭装置を導入している企業も脱臭装置の稼働は不要となります。活性炭のコストや電気代はカットされ、工場の維持管理費用の低減につながります。

     

    写真はブロイラー工場(原水→1.5h→3hの変化)

  • お問い合わせ

    ご不明な点やご質問がありましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。

    導入にあたり、専門のコンサルタントが臭気・排水に悩まれる皆様のお力になります。

  • オゾン+マイクロ・ナノバブル+活性炭含有担体 
    排水処理施設 実証プラント

    マイクロ・ナノバブル発生装置の能力を実際に見学できる施設です。

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    実証プラント概要

     

    場   所:新潟県長岡市
    社   名:株式会社長岡食肉センター
    排 水 量:約100t/日
    排水の種類:食肉加工施設からの雑排水

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    驚くほど匂いがなくなる!導入事例見学会

     

    〜お気軽にお申し込み下さい〜

    「見学会集合場所」

    長岡駅(新潟県)に中央口にお集まりいただきます。

    当社スタッフが長岡駅にお迎えに上がります。

    長岡駅から長岡食肉センターまでお車で移動し、視察を行います。(車で20分程度の距離 / 約7km)

     

    「長岡駅へのアクセス」

    ・上越新幹線で東京駅より1時間45分

    ・新潟空港を利用される場合

    新潟空港からリムジンバス(新潟空港線)を利用して新潟駅へ(約30分)。新潟駅から 上越新幹線 東京行き 2駅約22分で長岡駅となります。